【卒業】どんぐり倶楽部は「いいとこどり」くらいがちょうどいい

かくして、我が家のどんぐり問題の取り組みは終了したのでした。

小学2年生の終わり頃から、高速計算を全くさせずに、週2、3問のどんぐり問題を解いてきました。テレビの視聴時間は、赤ちゃんの頃からかなり制限をしていました。ゲームは全くさせていません。

どんぐり問題を解くにあたって守っていたのは、「アドバイスしない」「答えがあっているか違うかだけを伝える」「ほめない」ことくらい。

傍で、親が楽しそうに問題を解くこともありませんでしたし、おやつも与えていませんでした。

習い事も、音読も漢字練習もほどほどに続けながらやっていました。「いいとこ取りではダメです」と恐怖心を植え付けられますが、こんな風にできるところだけ取り上げてやっていくしか、うちの状況ではできませんでした。

大量の資料も読みましたが(特に過去ログ)、全部はわからなかったです。私の頭が悪いせいかと悩みました。

これでも子供は6年生になり、どんぐり問題を卒業しました。

すべての親がそうですが、子育てというのは何度も繰り返しできるものではなく、初期条件も環境もすべてが全く違う状況の中、初めての経験を手探りでやっていくものです。そこへ、教育者と名乗る人や子育てがたまたま上手く行ったと思っている機嫌のいい年長者たちが、寄ってたかって子育て中の人にアドバイスという名のダメ出しをしてきます。特に、どんぐり倶楽部では、子供の完璧主義は弊害といいながらも実践するには完璧を求められます。

でも、初めてのことをうまくできないのは誰だって当たり前です。子供が赤ちゃんの頃から、他人からくらうアドバイスという名のダメ出しに振り回されてきました。取り返しがつかない!なんていうことを言われると、本当に動揺します。

それでも、一日も休むことなく子育てしていくしかないのです。そして、悪い面ばかり注目されて、よい面は滅多に誰もほめてくれない、孤独な作業です。自分の子育てが上手く行ったのかどうか、子供の様子を見て自分の感覚でなんとなく判断するしかない。

どんぐりに出会って、ピンときて、親が子供の勉強を見なくてすむようになって楽になったし、お金が掛からなくなってよかった反面、違和感のある禁止事項を理解しようと考えを巡らしたり、それでも理解できないと自分の頭が悪いせいかと落ち込んだり、我が家にできる範囲でしかやれていないから、子供に対して決定的な失敗を犯すのではないかという恐怖心に苛まれて、一時期は健康的な状況にはありませんでした。子供が思うようにいかないと、「これが間違い子育ての結果です」「いいとこ取りでは駄目です」と声が聞こえてくるようでした。

それに加えて、言葉が中途半端にしかわからない英語圏ではない海外ですから、本当に手探りしながら大変な状況でした。

どんぐりは、我が家にできる範囲で、私が納得できる範囲でやってきました。どんぐりが敵視している影山式を併用していたし、まさに「いいとこ取り」です。

それでも、どんぐり問題は終わってほっとしています。清々しています。これでやっと離れられる。

どんぐり倶楽部、問題はよかったです

子供にあれこれ口出しすることなく、子供の意思を尊重することができるようにもなったと思います。他人から見たらどうだかわかりませんが。

最後に付け加えておくと、子供は現地の小学校を卒業し、成績上位の人が行ける中学に進学することになりました。日本語も現地語も上手で、当該年齢以上の本を読みます。日本に行ったときには「海外で育っている」とわざわざ言わなければ気づかれないほどです。楽器演奏でも成果を出し、先生方からの評価も高いです。

お世話になりました。

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この記事を書いた人

西欧で「どんぐり問題」を子供にさせていました

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