絵を描くことや他人に絵を見せることがが苦痛で描けない子もいるのでは?

 

どんぐり問題に取り組み始めて5ヶ月。親も子もやり方には慣れてきて、何曜日の何時頃にやるってこともなんとなく決まってきた。

 

「随分面白い絵をかくよねえ?」って、子供の書いた絵をみながら夫と話をしていたときのこと。

 

「『絵を描いて解く』っていうけど、絵を描けない子もいるんじゃないの?例えば、繊細な子だったら、自分が描いた絵、心に思った絵を他人に見られたくない、自分だけのものにしておきたい!自分の考えていることを他人に知られたくない!って思う子もいるのではないか?そういう子供には、こういうやり方は向かないし、むしろ苦痛かもね。」と夫が言い出しました。

 

そーいえばー!!!!!!

 

思い出しました!私が子供のころ、自分が描いた絵を他人にみられるのが大嫌いだったのです。

 

幼いながら、そもそも絵が上手ではないと自覚していたから、絵を描くのが恥ずかしいという気持ちがありました。女の子なのに、どういうわけか恥ずかしくて自分のことを「私」と言うことができず、「ぼく」と言っていました(へんな子供!笑)。「私」だなんて、女の子っぽくて言えなかったのです。

 

でも、理想の女の子やお姫様、かわいい動物などの書きたい絵はあったのです。だからたまに隠れるようにして書いたこともありました。自分が女の子やお姫様にもちょっとは興味があるということを誰にも知られたくなかったからです。

 

さらに。自分がどういうものを良いと思うのか、どうしたいのか、今食べたものを美味しいと思うのか思わないのか、などなど、多くのことについて、他人に聞かれるのも嫌だったし自分から言いたくもなかったです。

 

つまり、「自分の趣味趣向や考えていることを他人に知られたくない!」っていう思いが強い子供でした。

 

そんな子供時代の私が、「絵を描いて解きましょう」と言われ、描けないと「ちょっとづつ描いて!」「隣の子はこんな風に描けているよ!」「描けるまで我慢比べだ!」なーんて指導されたとしたら、きっと苦痛極まりなかったのではないかしら?と思います。

 

きっと、「なんで算数の問題を解くのにわざわざ絵を描かなきゃいけなくて、しかもそれを見せなきゃいけないんだよ!!!」って、暴れていたかも。ここで思考力の大切さを説かれたところで、聞く耳を持たなかったのではないかしら。

 

だから、もし、どうしても絵を描かないお子さん、描いてもそっけない絵しか描いてくれないお子さんがいたら、描けないのではなくて「描きたくない!自分の心を知られたくない!」のかもしれませんよ。

 

そうだとしたら、どんぐり問題を続けるのはきっと苦痛。他に合うものを探したほうが良いのかもしれません。

 

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この記事を書いた人

西欧で「どんぐり問題」を子供にさせていました

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